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日本化粧品検定1級2級に独学で合格!費用や勉強方法・勉強時間について解説!

化粧品検定1級・2級、併願受験し見事どちらも合格しました!
併願受験は特に大変なイメージがあるとは思いますが、併願受験でも合格するためになにをしたか?など書いていこうと思います!

化粧品検定ってなに?受験日はいつ?

日本化粧品検定は美容関係者をはじめ生涯学習を目的とする一般の方々や学生など、幅広い年齢層の方を対象に、化粧品・美容に関する知識の普及と向上をめざした検定です。

日本化粧品検定協会より

受験者は年々増加傾向で、のべ123万人を達成しているようです。受験者の主な年齢層は20~30代で女性が9割程度を占めるそうです。

受験日は毎年5月と11月の年2回の実施
個人受験の場合はwebから申込みをし、受験料の支払いを済ませます。試験日の2週間前になると受験票が自宅に到着。
試験当日、それぞれの都道府県で1番近い会場で受験となります。

化粧品検定の費用はどれくらい?

  • 【テキスト代】※すべて税込価格
    ・1級公式テキスト 1,980円(A5版) / 2,530円(A4版)
    ・2・3級公式テキスト 1,870円(A5版) / 2,420円(A4版)
    ・1級問題集 2,640円
    ・2・3級問題集 2,200円
  • 【受験料】※すべて税込価格
    ・1級 13,200円
    ・2級 8,800円
    ・併願 19,800円

※併願受験が可能で併願の場合は受験料が2,200円割引されます。
同日に2級・1級を受験することができ、午前は2級受験、お昼ご飯のあとに1級受験です。

A5版:28,490円
A4版:29,590円

ちなみにですが、公式からテキスト購入すると模擬試験問題の動画解説URLや実践問題のプレゼントがありますので、フリマアプリなどではなく、公式からテキスト購入することをおすすめいたします。

試験方式は?試験時間ってどれくらい?途中退室は出来るの?

試験方式は4択のマークシート式
試験時間は1級は60分2級は50分です。試験終了15分前に『15分前です』とアナウンスがありました。途中退室は原則禁止です。
試験前にお手洗いなど済ませておくほうが良いでしょう。

勉強方法は?勉強時間はどれくらい?

公式テキストだけ勉強していれば合格する!と言いたいところですが、正直なところ問題集がないと合格はほぼ無理だと思われます。
問題集や巻末の模擬試験からも出題が1割ほどありますし、問題集メインで勉強したほうが良いって言っても過言じゃないくらいです。

私自身は書いて覚えるタイプだということもあり、テキストをひたすら書きながら覚える方法を取りました。その方法での勉強時間はこちら。

トータルで170時間弱でした。
私は美容成分キャラ図鑑も勉強しようと思って40時間ほど使っていますが、これはしなくていい勉強でした…。
よって、本当に必要な勉強時間は130時間ほど。試験2ヶ月前から毎日2.5時間勉強してそれぞれを一周出来るくらいだと思われます。

私と同じように書かないと覚えれない方はテキストだけで100時間ほどかかってしまうので、それを考慮した上で勉強したほうが良さそうです。

おすすめのyoutubeチャンネル

助けられたのが日本化粧品検定協会公式YouTubeでした。

界面活性剤は普通に覚えようとすると覚えにくいのですが、こちらのラップで覚えると試験中にも直ぐに記憶の隅から出てきてくれます。

ほかにも、公式ではないのですが、【文系のためのコスメ検定教室】様の動画も知識の定着に繋がったので、こちらもおすすめです。

直結の知識にはならないかもしれないのですが、もう1つおすすめのチャンネルが【化粧品開発者みついだいすけチャンネル】
当時、日焼け止めについての解説動画がメインで更新されていたので、お風呂に入りながらなどのスキマ時間で見るようにしていました。

試験の難易度は?合格のためのコツは?

試験直後、聞こえてきていた声は『めっちゃ難しかった』という声がほとんどでした。私自身はというと、2級はそこまで難しく感じておりませんでしたが、1級は2択で迷う問題がいくつもあり、見直しで何問も書き直したことを覚えています。


私自身の勉強方法では問題集を一周するくらいが限界だったので、もう少し問題集に注力した勉強方法を取れば良かったなと後悔しています。
問題集そのままの問題も多少出題されますが、解説を熟読しておいたほうが良いです。問題集の問題から少しずれた内容での出題が多く感じました。

併願のメリット・デメリット

併願のメリット
・受験費用が安くなる
・会場へ赴くのが1回で済む
・試験前のストレスも一度切り

併願のデメリット
・勉強計画が崩れやすく場合によっては勉強が間に合わないことも
お昼ご飯を食べる場所問題

メリットは書いたとおりですが、デメリットの【お昼ご飯を食べる場所問題】について触れておきます。
基本的に化粧品検定の当日は試験会場でお昼ご飯を食べることは禁止されています。大学などが試験会場である場合が多いようですが、学食利用も基本禁止。会場周辺にお昼ご飯をさくっと食べれる場所があれば問題ないのですが、土地勘のない場所だとお店探しも大変です。

私は、主人が試験会場まで送ってくれてお昼休憩の時間も拾ってくれたので、近くの有料駐車場にで軽くご飯を済ませました。
基本は公共交通機関を使って来てくださいとのことでしたが、試験会場まで公共交通機関で行くと片道3時間半…さすがに無理だと判断して、この方法を取りました。

受験してみて良かった?

個人的には受験して良かったという気持ちが強いです。
化粧品や美容について広く浅く知れるのが化粧品検定の特徴で、成分を見て分かる!という検定ではありませんが、美容の基本知識が学べたんじゃないかな?と思ってます。
化粧品検定を受験したことで勉強の楽しさに気付くきっかけになりました。


今はメイクアップ知識検定に向けて勉強中なので、そちらも合格でき次第、報告レポート記事を公開する予定です。

【おまけ】ちなみに何点だったの?

あまり良い点数ではありませんが、テキストと問題集を一周したくらいで取れる点数がこれくらいでした。満点を目指すとかでなければ充分な点数です。
ちなみにですが、試験問題は持ち帰れないので、どこが間違っていたのかなどは分かりません。

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